ホーム > 1番~10番, さ行の作者 > 持統天皇(じとうてんのう)


持統天皇(じとうてんのう)

持統天皇(じとうてんのう)の画像

小倉百人一首 002番

(上)
春すぎて 夏来にけらし 白たへの

(下)
衣ほすてふ 天のかぐ山

▼音声

読み
はるすぎて なつきにけらし しろたへの
ころもほすてふ あまのかぐやま


現代語訳

春は早くも過ぎていき、夏が訪れたようだ。
衣替えを思わす白い布が向こうに見える香具山でひるがえっているよ。

解釈

夏を感じさせる自然的な景色を描いた歌。


作者とプロフィール

名前:持統天皇(じとうてんのう)
性別:女性
生没年:645~702年
第41代天皇で、天智天皇の娘であり天武天皇の皇后です。

雑学・豆知識

香具山には神様がいると伝えられており、この神は衣を濡らして言葉の真偽を確かめたと言われていました。
その伝説をふまえて、持統天皇は歌ったのかもしれません。
また、夏を迎える準備を見て歌ったのではなく、実は冬物をしまう時の虫干しなのではないかという説もあるようです。

天香具山(あまのかぐやま、あめのかぐやま)は、奈良県橿原市にあります。

[map_tb:奈良県橿原市下八釣町]


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)

(上)
みかの原 わきて流るる いづみ川

(下)
いつみきとてか 恋しかるらむ

前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)

(上)
もろともに あはれと思へ 山桜

(下)
花よりほかに 知る人もなし

元良親王(もとよししんのう)

(上)
わびぬれば 今はたおなじ 難波なる

(下)
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

河原左大臣(かわらのさだいじん)

(上)
みちのくの しのぶもぢずり たれ故に

(下)
乱れそめにし われならなくに

春道列樹(はるみちのつらき)

(上)
山川に 風のかけたる しがらみは

(下)
流れもあへぬ 紅葉なりけり

赤染衛門(あかぞめえもん)

(上)
やすらはで 寝なましものを さ夜更けて

(下)
かたぶくまでの 月を見しかな