中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)

(上)
みかの原 わきて流るる いづみ川
(下)
いつみきとてか 恋しかるらむ
▼音声
読み
みかのはら わきてながるる いづみがわ
いつみきとてか こひしかるらむ
現代語訳
みかの原を二つにわけて流れるいづみ川。
そのいづみの名のように、貴方をいつかみた訳ではないのですが、どうして私は貴方をこんなにも恋しく思うのでしょうか。
解釈
逢った事のない人を思う恋の歌
作者とプロフィール
名前:中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)
性別:男性
生没年:877~933年
藤原基利基の子で、本名は藤原兼輔。
紫式部の曾孫にあたる。
雑学・豆知識
会った事もない人にこんなにも恋焦がれている歌を詠ったのは、当時の請婿婚のためです。
男性は女性の結婚するまで顔が見ることが出来なかったのが普通でした。
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(上)
山川に 風のかけたる しがらみは
(下)
流れもあへぬ 紅葉なりけり
読み やまがわに かぜのかけたる しがらみは ながれもあえぬ もみじなりけり 現代語訳 山奥にある川の水をせき止めるしがらみは、風によって集められた紅葉が流されずに散り積もった塊なのですね。 解釈 川と風と紅葉の結びつきを詠った秋下の歌 作者とプロフィール 名前:春道列樹(はるみちのつらき) 性別:男性 生没年:?~920年 経歴の殆どが不明の人……
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