藤原興風(ふじわらのおきかぜ)

(上)
誰をかも 知る人にせむ 高砂の
(下)
松も昔も 友ならなくに
▼音声
読み
たれをかも しるひとにせむ たかさごの
まつもむかしも ともならなくに
現代語訳
昔からの友人は、誰も彼も亡くなってしった。
高砂の松は、昔から知ってはいるが友人とは呼べないからね。
解釈
自分の人生を振り返る歌
作者とプロフィール
名前:藤原興風(ふじわらのおきかぜ)
性別:男性
生没年:不詳
藤原浜成の曾孫で藤原道成の子。
歌人だけでなく、弾琴の名手で師でもあります。
雑学・豆知識
高砂とは、現在の兵庫県高砂市から加古川市あたりの海岸のことです。
高砂に生える松は長寿とされていました。
しかし現在では、工場地帯になっており松はありません。
この歌が詠まれた時代は、無常観というものがなく、老いの為の悲しさを現した歌ではないとされています。
- 次のページへ:坂上是則(さかのうえのこれのり)
- 前のページへ:順徳院(じゅんとくいん)
|
|
|
百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 右近(うこん)
(上)
忘れらるる 身をば思わず 誓いてし
(下)
人の命の 惜しくもあるかな
読み わすらるる みをばおもわず ちかいてし ひとのいのちの おしくもあるかな 現代語訳 忘れられてしまう私のこの身は構わないのですが、誓いを破った事で神への天罰が下る貴方の命はとても惜しく感じられます。 解釈 別れた人を案じる恋の歌 作者とプロフィール 名前:右近(うこん) 性別:女性 生没年:不詳 右近少将季縄の娘で、後醍醐天皇の皇后穏子の……
百人一首ガイドについて
当サイトに掲載されている画像、音声は全て著作権が存在します。無断引用、複製はかたくお断り致します。




