紀貫之(きのつらゆき)

(上)
人はいさ 心も知らず ふるさとは
(下)
花ぞ昔の 香ににほひける
▼音声
読み
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はなぞむかしの かににおいける
現代語訳
貴方の心の中は分かりませんが、昔なじみの土地では、梅の花だけは昔と変わることなく、よい香りで私を迎えてくれるのです。
解釈
変わるものと変わらないものを詠った春の歌
作者とプロフィール
名前:紀貫之(きのつらゆき)
性別:男性
生没年:868~945年
紀望行の子。
「古今集」の選者の一人であり、「土佐日記」の作者でもあります。
雑学・豆知識
紀貫之が、長谷寺にしばしば参る際に寄っていた家がありました。
その家に、久しぶりに訪れた際、家人が「ずっと家はここにあるのに久しぶりにお見えになりましたね」と言われた際に返した歌です。
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百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 入道前太政大臣(にゅうどうさきのだいじょうだいじん)
(上)
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
(下)
ふりゆくものは わが身なりけり
読み はなさそう あらしのにわの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり 現代語訳 花を散らす風が吹く庭で、雪のように花が散っているが、降るのは花ではなく、古くなる自分なのです。 解釈 落ちる桜の花びらと自分を重ね合わせ、老いを嘆く歌 作者とプロフィール 名前:入道前太政大臣(にゅうどうさきのだいじょうだいじん) 性別:男性 生没年:1171……
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