藤原義孝(ふじわらのよしたか)

(上)
君がため 惜しからざりし 命さえ
(下)
長くもがなと 思いけるかな
▼音声
読み
きみがため おしからざりし いのちさえ
ながくもがなと おもいけるかな
現代語訳
貴方の為ならば惜しくもないと考えていたこの命だけれども、貴方との恋が成就すると、長生きしてこの恋を永遠に続けたいと思うよ。
解釈
後朝の歌
作者とプロフィール
名前:藤原義孝(ふじわらのよしたか)
性別:男性
生没年:954~974年
藤原伊尹の子で、能書家として有名な、藤原行成の父です。
ハンサムで誠実な性格で、兄の挙賢と義孝兄弟は「花を折り給ひしきんだち君達」と評されるほどでした。
しかし、実際のところ兄弟仲はあまりよくなかったようです。
雑学・豆知識
歌の中では長生きしたいと詠っていますが、作者本人は21歳の若さで天然痘により亡くなっています。
また、兄の挙賢も同じ日に天然痘で亡くなりました。
- 次のページへ:能因法師(のういんほうし)
- 前のページへ:清少納言(せいしょうなごん)
|
|
|
百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 大納言公任(だいなごんきんとう)
(上)
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
(下)
名こそ流れて なほ聞こえけれ
読み たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれて なおきこえけれ 現代語訳 滝の音が聞こえなくなってから月日はたったけれど、その名声だけは今でも流れ渡って聞こえてくるよ。 解釈 滝が枯れても名声は途絶えない賛美の歌 作者とプロフィール 名前:大納言公任(だいなごんきんとう) 性別:男性 生没年:966~1041年 関白太政大臣藤……
当サイトに掲載されている画像、音声は全て著作権が存在します。無断引用、複製はかたくお断り致します。




