大納言公任(だいなごんきんとう)

(上)
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
(下)
名こそ流れて なほ聞こえけれ
▼音声
読み
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
なこそながれて なおきこえけれ
現代語訳
滝の音が聞こえなくなってから月日はたったけれど、その名声だけは今でも流れ渡って聞こえてくるよ。
解釈
滝が枯れても名声は途絶えない賛美の歌
作者とプロフィール
名前:大納言公任(だいなごんきんとう)
性別:男性
生没年:966~1041年
関白太政大臣藤原頼忠の子で、名前は藤原公任といいます。
音楽・和歌・漢詩などに堪能だったので、「三船の才」と讃えられていたそうです。
藤原文化を支えた一人です。
雑学・豆知識
嵯峨天皇の離宮であった大覚寺の、池にあった人口滝跡を見て詠った歌です。
この滝は、後にこの歌の一部をとって、なこその滝と呼ばれるようになりました。
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百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)
(上)
おほけなく うき世の民に おほふかな
(下)
わが立つ杣に すみぞめの袖
読み おおけなく うきよのたみに おおうかな わがたつそまに すみぞめのそで 現代語訳 身分不相応にも、私はつらいこの世を生きる人のために、仏の公徳によって人の幸せを祈っています。 比叡の山に法の師として住み始めた、私の黒染めの衣の袖をおおうように。 解釈 世の人々の為に幸せを祈ろうという決意を表した歌 作者とプロフィール 名前:前大僧正慈円……
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