ホーム > 51番~60番, た行の作者 > 大納言公任(だいなごんきんとう)


大納言公任(だいなごんきんとう)

大納言公任(だいなごんきんとう)の画像

小倉百人一首 055番

(上)
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど

(下)
名こそ流れて なほ聞こえけれ

▼音声

読み
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
なこそながれて なおきこえけれ


現代語訳

滝の音が聞こえなくなってから月日はたったけれど、その名声だけは今でも流れ渡って聞こえてくるよ。

解釈

滝が枯れても名声は途絶えない賛美の歌


作者とプロフィール

名前:大納言公任(だいなごんきんとう)
性別:男性
生没年:966~1041年
関白太政大臣藤原頼忠の子で、名前は藤原公任といいます。
音楽・和歌・漢詩などに堪能だったので、「三船の才」と讃えられていたそうです。
藤原文化を支えた一人です。

雑学・豆知識

嵯峨天皇の離宮であった大覚寺の、池にあった人口滝跡を見て詠った歌です。
この滝は、後にこの歌の一部をとって、なこその滝と呼ばれるようになりました。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)

(上)
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに

(下)
あらはれわたる 瀬々の網代木

坂上是則(さかのうえのこれのり)

(上)
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに

(下)
吉野の里に ふれる白雪

藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん)

(上)
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら

(下)
なほうらめしき 朝ぼらけかな

中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ)

(上)
逢うことの 絶えてしなくは なかなかに

(下)
人をも身をも 恨みざらまし

紀友則(きのとものり)

(上)
ひさかたの 光のどけき 春の日に

(下)
静心なく 花の散るらむ

左京大夫道雅(さきょうだいぶみちまさ)

(上)
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを

(下)
人づてならで 言ふよしもがな