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紫式部(むらさきしきぶ)

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小倉百人一首 057番

(上)
めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに

(下)
雲がくれにし 夜半の月かな

▼音声

読み
めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに
くもがくれにし よわのつきかな


現代語訳

久々に逢って、その人かどうか判断がつかないうちに、雲隠れした月のように貴方は姿を隠して帰ってしまいました。

解釈

慌しく帰ってしまった友達への名残惜しさを詠う歌


作者とプロフィール

名前:紫式部(むらさきしきぶ)
性別:女性
生没年:970~1014年
学者兼詩人の藤原為時の子で、誰もが知っている有名な「源氏物語」の作者です。

雑学・豆知識

幼馴染とせっかく久しぶりに会ったのに、月を追うように帰ってしまったのを惜しんで詠われた歌です。
恋愛の歌が多い百人一首の中では珍しい、友人を想った歌です。


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