ホーム > 61番~70番, さ行の作者 > 相模(さがみ)


相模(さがみ)

相模(さがみ)の画像

小倉百人一首 065番

(上)
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを

(下)
恋にくちなむ 名こそ惜しけれ

▼音声

読み
うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こいにくちなん なこそおしけれ


現代語訳

貴方のことを恨んで泣きくれ、袖を乾かす時間も惜しいくらいなのに、この恋によって、世間体が悪くなる自分がとても惜しいと感じられます。

解釈

恋の噂に朽ち果てそうな自分を惜しむ歌


作者とプロフィール

名前:相模(さがみ)
性別:女性
生没年:1000~?年
出生と生没年が不明の女性で、大江公資と結婚しますが、藤原定頼と関係を持ち離婚します。
藤原頼道時代の歌合で活躍しました。

雑学・豆知識

この歌の解釈には2つの説があり、「涙で毎日濡れている袖さえ朽ちないのに、自分の名前は朽ちてしまった」というものと、
「毎日泣いたために袖が朽ちてしまったように、自分の名前も朽ちてしまった」という説に分かれています。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

能因法師(のういんほうし)

(上)
あらし吹く み室の山の もみぢ葉は

(下)
竜田の川の 錦なりけり

喜撰法師(きせんほうし)

(上)
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ

(下)
世をうぢ山と ひとはいふなり

権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)

(上)
こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに

(下)
焼くやもしほの 身もこがれつつ

寂連法師(じゃくれんほうし)

(上)
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に

(下)
霧たちのぼる 秋の夕暮れ

参議雅経(さんぎまさつね)

(上)
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて

(下)
ふるさと寒く 衣うつなり

順徳院(じゅんとくいん)

(上)
百敷や ふるき軒端の しのぶにも

(下)
なほあまりある 昔なりけり