前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)

(上)
もろともに あはれと思へ 山桜
(下)
花よりほかに 知る人もなし
▼音声
読み
もろともに あわれとぞおもえ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし
現代語訳
私と一緒に懐かしく想ってくれ、山桜よ。
ここには山桜と私しかいないのだから。
解釈
深山での孤独を詠った歌
作者とプロフィール
名前:前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)
性別:男性
生没年:1055~1135年
参議源基平の子で、10歳の時に父を失い、出家しました。
やがて天台座主まで登りつめた他、歌人としても有名です。
雑学・豆知識
修行先の山奥で、遅咲きの桜を見かけて詠んだ歌です。
歌の中の「思いかけず」は、季節を現す言葉と、場所を表す言葉だという二つの説があります。
また「あはれ」は、あっぱれの語源でもあるそうです。
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百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 三条右大臣(さんじょうのうだいじん)
(上)
名にし負はば 逢坂山の さねかづら
(下)
人に知られで くるよしもがな
読み なにしおはば あふさかやまの さねかづら ひとにしられで くるよしもがな 現代語訳 逢って寝るという名前をもつ坂山のさねかずら。 その蔦をたぐりよせることで、寝床を共に出来るように、誰にも知られず貴方と逢える方法を知りたいものです。 解釈 人目を気にしながらも逢いたい恋の歌 作者とプロフィール 名前:三条右大臣(さんじょうのうだいじん)……
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