大納言経信(だいなごんつねのぶ)

(上)
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
(下)
葦のまろやに 秋風ぞ吹く
▼音声
読み
ゆうされば かどたのいなば おとずれて
あしのまろやに あきかぜぞふく
現代語訳
夕暮れ時になると、門前にある稲葉が音をたてる。
芦ぶきの田舎家にも、秋風がさわやか吹き渡っているよ。
解釈
夕方と秋の訪れを思わす風の歌
作者とプロフィール
名前:大納言経信(だいなごんつねのぶ)
性別:男性
生没年:1016~1097年
民部卿源道方の子で、名前は藤原経信といいます。
漢詩・和歌・管絃・蹴鞠・有識故事など多数に渡って才能があり、特に琵琶に対しては桂流の祖とされるまでとなりました。
雑学・豆知識
京都府右京区の梅津の山里に源師賢の別荘があったので、そこに皆で訪れた際、秋の農村風景を題にして詠んだ歌です。
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百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)
(上)
おほけなく うき世の民に おほふかな
(下)
わが立つ杣に すみぞめの袖
読み おおけなく うきよのたみに おおうかな わがたつそまに すみぞめのそで 現代語訳 身分不相応にも、私はつらいこの世を生きる人のために、仏の公徳によって人の幸せを祈っています。 比叡の山に法の師として住み始めた、私の黒染めの衣の袖をおおうように。 解釈 世の人々の為に幸せを祈ろうという決意を表した歌 作者とプロフィール 名前:前大僧正慈円……
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