ホーム > 91番~100番, な行の作者 > 二条院讃岐(にじょういんのさぬき)


二条院讃岐(にじょういんのさぬき)

二条院讃岐(にじょういんのさぬき)の画像

小倉百人一首 092番

(上)
わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の

(下)
人こそ知らね 乾くまもなし

▼音声

読み
わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かわくまもなし


現代語訳

私の袖は、引き潮でも海の中にいる岩のようです。
誰も知らないけれど、涙に濡れて乾く暇もないのですから。

解釈

人知れぬ片思をしている悲しみの歌


作者とプロフィール

名前:二条院讃岐(にじょういんのさぬき)
性別:女性
生没年;1141~1217年
源頼政の娘で、天皇の没後、藤原重頼と結婚しました。
新古今時代を代表する女流歌人で、晩年には出家しました。

雑学・豆知識

恋を石に託して詠った歌です。
この歌が評判となり、以後、二条院讃岐の事を「沖の石の讃岐」と呼ぶようになったそうです。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

法性寺入道前関白太政大臣
(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)

(上)
わたの原 こぎ出でてみれば 久方の

(下)
雲ゐにまがふ 沖つ白波

三条院(さんじょうのいん)

(上)
心にも あらでうき世に ながらへば

(下)
恋しかるべき 夜半の月かな

大納言公任(だいなごんきんとう)

(上)
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど

(下)
名こそ流れて なほ聞こえけれ

大納言経信(だいなごんつねのぶ)

(上)
夕されば 門田の稲葉 おとづれて

(下)
葦のまろやに 秋風ぞ吹く

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

(上)
心あてに 折らばや折らむ 初霜の

(下)
置きまどわせる 白菊の花

権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)

(上)
こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに

(下)
焼くやもしほの 身もこがれつつ