権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)

(上)
こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
(下)
焼くやもしほの 身もこがれつつ
▼音声
読み
こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに
やくやもしおの みもこがれつつ
現代語訳
来ない人を待ち続け、松穂の浦が夕方の時間に焼く海草のように、私も身も恋焦がれながら待ち続けています。
解釈
来ぬ人を待つもどかしさと嘆きの歌
作者とプロフィール
名前:権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)
性別:男性
生没年:1171~1244年
藤原俊成の子で、名前は藤原定家といい、この百人一首を作った人物です。
九条家に仕えており、九条家が失脚後は新境地を開く事に成功しました。
また、百人一首の他にも多くの文学作品を残した人物でもあります。
雑学・豆知識
恋がテーマの歌合戦で詠んだ歌で、順徳院に勝ちました。
松帆の浦とは、兵庫県の松帆崎(まつほざき)の松林一帯あたりとされています。
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百人一首 ランダムピックアップ ⇒ 前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)
(上)
おほけなく うき世の民に おほふかな
(下)
わが立つ杣に すみぞめの袖
読み おおけなく うきよのたみに おおうかな わがたつそまに すみぞめのそで 現代語訳 身分不相応にも、私はつらいこの世を生きる人のために、仏の公徳によって人の幸せを祈っています。 比叡の山に法の師として住み始めた、私の黒染めの衣の袖をおおうように。 解釈 世の人々の為に幸せを祈ろうという決意を表した歌 作者とプロフィール 名前:前大僧正慈円……
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